
【男性ホルモン検査&ED治療】Dクリニック東京体験会レポ
「なんとなくやる気が出ない」「疲れやすくて汗をかきやすい」「性欲がいまいちわかない」
このような主に40代以降の男性が感じやすい体の変化は、加齢による男性ホルモンの変動と関係していることがあります。男性ホルモンであるテストステロンの分泌が減ることで、心身だけではなく性機能にも影響が出てきます。※1
今回は、男性の健康をサポートするメンズクリニック「Dクリニック東京」の体験会に参加しました。
男性ホルモン検査や、ED(勃起不全)への新しいアプローチとなる医療機器「レノーヴァ」を実際に体験して、得られた気づきをお伝えします。
男性ホルモン低下で起こる「男性更年期症状とED」

初めにDクリニック新宿院院長・鈴木雄一郎先生が、男性ホルモンであるテストステロンと、男性更年期やEDの関係性についてわかりやすく解説してくれました。
男性ホルモンであるテストステロンには、「体・心・性機能」を調節する役割があります。※2
具体的には、以下のような影響を与えます。
・意欲や自信の増加:自己肯定感が向上し、リーダーシップを発揮できる
・リスクを取る行動:決断力が向上する
・ストレス耐性の向上:困難な状況でも冷静に対処できる
テストステロンは、男性の健康を支える重要な役割を担っています。
ですが、テストステロンは20代をピークに少しずつ減りはじめ、個人差はあるもののさまざまな症状が出現します。加齢だけでなく、仕事やライフイベントによるストレスもテストステロンの分泌に影響するのです。※1
主にテストステロンの減少によって起こるさまざまな症状は「男性更年期障害」または「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」と呼ばれます。
男性更年期障害の主な症状は「体・心・性機能」の3つに分類すると以下の内容です。※3
・体:疲労感や倦怠感・筋力低下・体重増加・睡眠障害・ほてりや多汗など
・心:うつ症状・イライラや不安感・集中力の低下
・性機能:性欲の低下・勃起不全
鈴木先生によると「女性の更年期障害は比較的よく知られていますが、男性はほとんど知られていない」「男性更年期障害によって、仕事や日常生活に影響を及ぼすケースもあります。
少しでも気になることがあれば、早めに相談してください。」とのことでした。
Dクリニック東京の「男性ホルモン検査」

鈴木先生は「男性ホルモンは、とにかく測ってみないとわからない。まず測定することが重要です」と語ります。
Dクリニック東京では、男性ホルモンであるテストステロン値など男性更年期障害の原因を調べるため、以下2種類の検査を提供しています。
・医師の問診と血液検査による「基本プラン」
・基本プランに加え、さらに精密な検査を含む「プレミアムプラン」
今回の体験会では、プレミアムプランのデモンストレーションが行われました。





プレミアムプランは、男性更年期の特徴である「体・心・性機能」を客観的にチェックし、医師が総合的にわかりやすく説明してくれます。
検査の数が多いと「痛い検査はやりたくない」「受けるのが大変」と感じるかもしれません。ですが、プランを問わず男性ホルモン検査で針を刺すのは血液検査のみでした。看護師さんが段取りよく検査してくれますので、スムーズに受けられます。
EDの新治療「衝撃波」レノーヴァを体験

EDは男性ホルモンや生活習慣の影響などで起こることがあり、男性であれば悩みを抱える方も少なくありません。Dクリニック東京では、EDへの新たなアプローチとして「レノーヴァ」という医療機器を導入しています。
レノーヴァは、イスラエルの医療機器メーカーによって開発された医療機器です。男性器に衝撃波を当て、血流の改善や血管の再形成を目的としています。

レノーヴァは、週1回に20分ほどの施術を、4週間続けるというシンプルなものです。
Dクリニックでは2017年からレノーヴァを導入し、20代から80代まで幅広い年齢層の男性が施術を受けているとのことでした。

今回の体験会では、実際の施術と同様の出力で機器に腕を当て、刺激の強さや感触を体験する機会になりました。
最小の出力ではほとんど刺激を感じず、不思議な感覚を覚えました。最大出力では、リズミカルにトントンと軽く押されるような感触で、大きな不快感はありません。
施術後は、当てた腕の部分にじんわりした温かさのようなものを感じました。
実際男性器にレノーヴァを当てると感触は違ったものになるかもしれませんが、レノーヴァの施術が経験できる貴重な機会となりました。
※レノーヴァは国内未承認医療機器であり、Dクリニック東京では自由診療として提供されています。
まずは自分の状態を知ることが大事

今回の体験会を通して、男性ホルモンの変化がもたらす影響や調べる方法、EDへの新しいアプローチ方法を知ることができました。
男性更年期について、鈴木先生は次のように語ります。
「男性自身が、更年期だと自覚するのはなかなか難しい。男性更年期はまだあまり知られていないので、もっとたくさんの人に知ってもらうことが大切です。だからこそ、まずは検査で自分の状態を知ることが大事です。」
女性でも身近な男性の体調に変化を感じたら、男性更年期の可能性を気にかけてみましょう。
気になった方は、まずは相談してみてはいかがでしょうか。
※本記事は体験会の様子を取材・編集したものであり、治療の効果を保証するものではありません。
受診・治療のご判断は医師とのご相談の上で行ってください。
Dクリニック(全国6院展開)
■場所:東京、新宿、大阪、名古屋、札幌、福岡
※福岡院では更年期治療を展開しておりません。
■HP:https://menshealth.d-clinicgroup.jp/
【参照】
※1鳥取大学医学部付属病院 広報誌>16杯目>特集>君たちは「更年期」をどう生きるか
※2香川大学医学部 泌尿器・副腎・腎移植外科>杉元幹史教授の「男性更年期障害」についての記事
※3愛媛大学大学院 医学系研究科 器官・形態領域 泌尿器科学>泌尿器の病気>男性更年期障害 / LOH(加齢男性性腺機能低下)症候群