
和紙でできたお香で伝統を感じる「WASHI INCENSE」を使ってみた!
お香といえば、スティックやコーンタイプを想像する方が多いはず。
しかし今回ご紹介するのは、珍しい「和紙」でできたお香です。使い方や香りなどをレビューします。
薫寿堂「WASHI INCENSE」

和紙でできたお香「WASHI INCENSE」は、兵庫県淡路島で創業130年以上の薫寿堂(こうじゅどう)が展開するアイテムです。
シンプルながらも、スタイリッシュなパッケージが印象的。

香りは2025年9月時点で、5種類が展開されています。
ラインナップは以下の通り。
#1:スパイシーでフローラルな香り(ジャスミン・コリアンダーなど)
#2:優雅な沈香の香り(沈香・パチュリなど)
#3:柑橘の香り(ベルガモット・ティーツリーなど)
#4:まろやかな白檀の香り(白檀・シダーウッドなど)
#5:スモーキーな和の調合(シナモン・丁子など)
どれも5つほどの香りがブレンドされていますが、日常に取り入れやすそうな定番の調合です。
今回、筆者は柑橘系の#3を試すことにしました。
「WASHI INCENSE」を使ってみた

「WASHI INCENSE」は、お香30回分と専用のクリップがセットになっています。
不燃性の受け皿さえあれば、すぐに使えるのが嬉しいポイント。

こちらの和紙が、薫寿堂の特許技術で作られたものだそう。
ふんわりとした質感で、やや厚みがあります。 1回分ずつ、ポジティブなメッセージが入っているのも特徴です。6種類×5枚で、その日の気分に合わせて選ぶのも楽しそう。

専用のクリップで和紙の端っこを挟み、不燃性の受け皿に乗せて準備完了です。
この時点で、シトラス&ウッドの優しく爽やかな香りがしていました。シートタイプのお香なので、そのままバッグやクローゼットなどに忍ばせてもよさそうです。

和紙の端に火をつけ、すぐに手で消します。紙製のお香は比較的早く燃えていってしまう印象でしたが、「WASHI INCENSE」はジワジワと3~5分かけて燃焼。途中、かすかにパチパチという音がなるのも心地よかったです。
香りは強すぎず、煙と一緒にゆっくりと部屋に広がっていきました。
初めて柑橘系のお香を使ってみましたが、お香ならではのスパイシーさがありながらも、ベルガモットやティーツリーの瑞々しさが加わって軽やかな香りがお気に入り。リフレッシュしたいときに使いたいと思います。
日本ならではの和紙を使った「WASHI INCENSE」。
和紙の手触りやふんわりとした質感、そして優しい香りとゆっくり立ち上る煙に至るまで、五感で楽しめるアイテムだと感じました。香りも重すぎず心地よかったので、ほかの種類も試したくなりました。
自分用にも、ギフトにもおすすめのアイテムです。お香好きな人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
WASHI INCENSE
■希望小売価格:935円(税込)
■公式サイト