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【体験レポ】自分でオリジナル靴下を作れる!「S.Labo」に行ってみた

奈良県広陵町は、古くから靴下の生産が盛んな「靴下の町」。
今回は、地域で90年以上も靴下工場を営むSOUKIが展開する「S.Labo」に行ってきました。

オリジナル靴下の販売はもちろん、自分で靴下を手作りできるワークショップも充実したスポットです。

奈良県の「S.Labo」とは

靴下の工場が今も数多く並ぶ、奈良県広陵町の一角に「S.Labo」はあります。
“であう”“まなぶ”“あそぶ”の3つの体験を通して、靴下を楽しんでもらうことを目的とした実験室です。 店内では、S.Laboを運営するSOUKIが手掛けた靴下の販売や、ワークショップを開催。穴の開いた靴下を補正する「ダーニング」や、靴下を使って作るぬいぐるみづくりなどが体験できます。なかでも特徴的なのは、自転車を漕いで靴下を作る「チャリックス」です。

「チャリックス」でオリジナル靴下づくりに挑戦!

チャリックスとは、SOUKIが開発したワークショップ用のマシーン。
工場で実際に使われていた靴下の編み機と、自転車を融合させたそうです。自転車を漕ぐと編み機が稼働し、7分程度で1足の靴下ができます。

そんなチャリックスの体験では、使用する糸の色を自分で決めることができます。
36色の中から、好きな色を3色セレクト。色の混ざり具合はランダムなので、同じ色を選んだとしても仕上がりは全く異なるのが面白いポイントです。

今回は、オリーブとココア、そしてビビッドなフラミンゴカラーを選びました。
こちらにシルクの白い糸と、和紙の糸を加えて5種類の糸で靴下を編んでいきます。

自転車を漕ぎ始めると、編み機が動いて少しずつ靴下が編まれていきます。
ペダルを踏むと、からくりのように機械が動く様子は、どこかレトロでずっと見ていたくなります。
また、編んでいる箇所によって、少しずつペダルの重さが違うのも特徴。漕いでいる間も、スタッフさんが靴下の豆知識やチャリックスについて教えてくださるので、完成まではあっという間でした。

2足とも編みあがったら、その場でスタッフさんが仕上げをしてくれます。
深みのある色合いにフラミンゴカラーが映える、可愛らしい靴下になりました。 ちなみに、15cmと20cmから丈を選べるほか、S~Lまでサイズの幅もあります。今回は15cm丈、Mサイズで作りました。

最後に、チャリックスのオリジナルタグをつけて完成。
ざっくりと編まれた肉厚な靴下で、ふんわりと足を包んでくれるような履き心地です。
シルクや和紙の糸を混ぜて編むことで、吸湿性が高く蒸れにくいのが魅力なんだとか。靴下工場ならではのノウハウを生かした、見た目も機能も大満足な靴下が作れました。

一緒に体験した友人は、ビビッドなピンクにアイスブルーとミントカラーを合わせた、春らしい靴下に。こちらは20cm丈で、やや長めの作りです。
途中、機械が止まってしまうアクシデントもありましたが、こちらは小さな巾着にしていただけました。(※毎回ついてくる訳ではないので、ご注意ください)

「S.Labo」のチャリックスは、身近な自転車から自分だけの靴下を作れるユニークな体験でした。
ランダムに編まれる糸の色合いが面白くて、早くも「次に作るなら何色にしようかな」と考えてしまうほどでした。短時間ででき、年齢や性別を選ばないアクティビティなので、ものづくり体験が好きな人にはおすすめですよ。

S.Labo チャリックス
■場所:奈良県北葛城郡広陵町疋相6-5
■価格:1人3,300円~(税込)
■予約:公式サイトより時間指定制
■公式アカウント:@s.labo_souki

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